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歯周病の治療について

歯磨きをする時に、血が出る・歯ぐきが腫れている・歯磨きでは取れない歯石が付着している…そんな症状はありませんか。  

健康な歯周組織

重度な歯周組織

左のイラストは、健康な歯周組織(左)と重度の歯周組織(右)をあらわしたものです。このような状態にならないために、また、なってしまった場合に行う治療が歯周病の治療です。

歯周病の原因

健康な歯周組織(歯肉・歯根膜・セメント質・歯槽骨)に細菌(歯周病菌)が入り込み、骨や歯ぐきを破壊してしまいます。細菌によって破壊された歯周組織の再生を図るために、歯石を取り除くことが大切です。
歯石がついていることが大きな問題ではなく、歯石があることによってプラーク(歯垢)が付着しやすい環境を作り出し、より歯周病を進行させてしまうことが一番大きな原因です。

治療の流れ

レントゲン撮影

歯周病治療では、目に見えてわかる歯石以外にも歯肉に隠れた歯石があるかどうかを確認でき、歯周病によってどれくらい骨がなくなってしまっているか、骨の状態を確認できます。
また、虫歯の有無や進行具合、かぶせ物の中の状態、顎関節の異常、親知らずの有無や上顎洞の症状など、一枚のレントゲンから多くのことが判断できます。

口腔内写真撮影

治療前・後のお口の中の状態を記録に残します。
今後の治療計画を立てるときや、治療前後の口腔内を比較する際に使用します。

 

 

歯周ポケットの深さを測る

歯周ポケットの検査

 

お口の中の歯周ポケットを測定し、歯周病がどの程度進行しているかを判断します。この検査をすることによって、治療期間の大体の目安もご説明します。

 

 

 

 

 

歯肉炎

軽度歯周炎

中等度歯周炎

重度歯周炎

歯石除去

 

歯石除去のイメージ

超音波の機械で歯石を除去します。歯石除去は上下、日を空けて行います。歯の周りに着色がついている場合は一緒に落としていきます。(着色を落とす処置のみは保険診療では行うことができません)
2回目の来院時にはブラッシング指導も受けていただき、ご自宅でのプラークコントロールもしっかりできるようにしていきます。
上下の歯石除去を行った後に、2週間間を空けて歯周ポケットの検査を行います。一度目の検査と比較してどれだけ改善しているか、ご自宅でのブラッシングができているかどうかを再確認します。

炎症が強い方は…

プラークコントロールや歯肉周りの歯石除去を行い、それでも炎症が改善されない場合は、歯肉の中の歯石除去を行っていきます。
必要であれば局所麻酔をし、お口の中を6ブロックに分けて(保険で決まっています)歯根の表面部分まで清掃をします。
6ブロックの清掃後、再度歯周ポケットの検査をし、メンテナンスへ移行、または歯周外科処置に入っていきます。

 

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